「あなたのミスの多さを、仕事をしている証拠として高く評価します」−。以前、私(梅島)の最初のボスがこう言いました。「ミスを恐れて仕事に対して消極的になることのないように」と励ましてくれたのです。ところがその後が怖いコメントでした。「ただし、同じミスを2回やったらそれは大きく減点です」。新人の心理を心得た、怖いけれどもありかたい指導でした。新人や中途参入者に周囲の人々が仕事を与えるとき、ミスをさせる
両者の成長につながるマナー... の続きを読む
小さい手焙りは六千円の売りです。大きいのは一万から一万二千円。買値は売値の半分と考えてください。けっこう用途は多彩ですよ。アイスベールに使う人もいます。形では縁が丸く巻込んだようになってるのが高い。それだけ作るのに手間がかかる。火鉢で最尚なのは大名火鉢です。漆が塗られてて、家紋が入ってる。火屋はだいたい銀ですよ。これなら状態が悪くても五万で売れる。良ければ三十万、五十万の世界です。買値は半分。セト
縁を握ったとき、丸く巻込んだような形になってるのが... の続きを読む
「レクサス以外の販売店にも、全ディーラーにとってブレークスルーとなる『カイゼン』と顧客サービスを求めた。エンジン開発時間を半分に減らす計画は、実現に約3年を要した。エンジン組み立ての生産効率を2倍にする計画もあった」「トヨタは、スリーエムやゼネラル・エレクトリック(GE)のような、経営改革で有名な企業の事例を安易に導入したりしない。エンジン組み立ての効率を2倍に高めるプロジェクトでは、すべての無駄
全ディーラーにカイゼンと顧客サービスを要求... の続きを読む
日本車人気に乗って、続々と日系メーカーが現地生産に乗り出したロシア。しかし、ロシア進出には、かなりのリスクと課題がつきまとっているのも事実だ。「トヨタでさえ工場の立ち上げにはかなり苦労したと聞いている。三菱自動車の実力で、本当に現地生産ができるかどうか」。2007年、三菱は、現地工場建設に向けた自動車部品の免税措置に関する投資協定をロシア政府と結んだ。だが、三菱商事出身で、海外事業のリスクを熟知す
丸腰で挑むロシアリスク... の続きを読む
現実はどこかが違うと矛盾を感じているようです。財産であるべき人が「窓際族」といった扱いをされたのを見たり、ときに「大罪」のように罵倒された先輩を見たり聞いたりします。一方では、ちょっと「求人難」になりますと、企業が慌てて「人財」と言い換えるのも知っています。そんな形の「人間性の尊重経営」を見てきたのです。だから社員教育の案内状を見ても、社員は、本気で自分のためになる研修とは考えず、仕方なく参加した
社員教育がタテマエになる理由... の続きを読む
市場はその意思さえあれば誰でも参加できるのであって、今でも農業、職人、町の小売店など、企業以外の自営業者も常に市場に参加している。だが現在の市場で圧倒的に強力であるのは企業であり、市場といえば企業の経済活動の場だとイメージしてもよいだろう。そこで現在の市場経済の性質を考えておく必要があろう。市場には2つの性質がある。第1には自由主義経済市場(資本主義経済)であり、この市場の目的は、物・金のすべてを
自由主義経済市場の主体は消費者... の続きを読む
働いていた会社に持株会というのがあったのだが、そのときの社長が「まだ未公開株だから、店頭公開したら、莫大なお金が入るかも」とちょっと夢見がちなことを言ったのでそれに釣られてしまった。残念ながら在職中には店頭公開されることもなく、大金を手に入れることもできなかった。くう〜っ。プラチナ積立というまた不思議な積立もやっていた。プラチナとはあの貴金属のプラチナである。なぜそれをやろうと思いついたのかという
プラチナは必ず儲かるわけではない... の続きを読む
セーフティネットは一応整備されたものの、今回の制度では仮に連鎖的な破綻や大型破綻が起こった場合には、生命保険業界全体に事前積立限度額を上回る負担を求めることもありうる。程度の差はあれ各社の経営体力は一段と低下しており、業界全体に過度な負担を求めればさらに破綻生命保険が現れないとも限らない。かといって、契約者へ負担を押しつけたのではセーフティネットの意味がないし、契約者のパニック的な解約の嵐が各社を
生命保険業界への信頼性を一段と低下させる政策... の続きを読む
間取り、収納のほかに、もう一つ、三大不満の三つめ、それは、設備機器の問題です。たとえば、ユニット・バス。古いマンションのユニット・バスは、そのほとんどがバランス釜を使用しています。そのため、ただでさえ狭いバス・ルームの中に、バランス釜がでーんと収まっていて、一層狭くなっているわけです。ところが、最近話題の、室外に設置できる給湯器を利用すれば、バランス釜はバス・ルームからなくなり、意外なほど浴槽が広
設備機器の問題... の続きを読む
バブルがはじけて不況の波が押し寄せている。だがK社長は自信満々にこう言う。「不景気やから儲からんは言い訳。儲からんのではなくて、よう儲けんだけです。見てご覧なさい。町中、自転車だらけじゃないですか。自転車が売れん時代はないんです。まだまだこの商売は儲かります。いずれ支店は100店ぐらいに増やしたい。大阪市内だけでも50店はいけるでしょう」。K仕長の言葉を尖付けるように、成績のいい支店では1か月で2
自転車は必ず売れる... の続きを読む
学業やスポーツなどでも、いずれも二年くらいの能力が急に伸びる期間かあるような感じがする。大学入試に必要な競争的学力も、大いに伸びているのは二年くらいではないだろうか。観察したサンプル数は少ないが、たとえば高校の三年間について三年丸々学力が同じペースで伸び続けたというようなケースはイメージしにくい。サンプル数が少ないついでに、私自身の経験を振り返ると、地元では受験校とはいえ、田舎の高校に入ったとき、
二年くらいの能力が急に伸びる期間... の続きを読む
労働法とは、多くの労働関係法令の総称です。その中には労基法をはじめとして、均等法、育児・介護休業法、派遣法、職安法、労組法その他の法律があります。これらの法律は、その条文だけを読んでも実際の労働問題が分かるわけではありません。労働法の根本には日本国憲法の基本的人権の保障の考え方があり、労働者の幸福追求や生存の確保のために、一般法として民法の雇用契約の定めがあり、その定めをさらにさまざまな分野ごとに
労働法とは... の続きを読む
ナラの無垢材のフローリングである。無垢材かどうかは断面を見れば分かる。無垢材は自然の木なので、伸び縮みするが、それこそ生きている証拠である。多少の反りや、すき間が生じるのは自然なことなのに、それを欠陥と提えること自体がおかしいのだ木は生きているから呼吸し、湿度の調節もしてくれるから伸縮する。触れても温かい。無垢の木でできた優れたフローリングが存在するというのに、合板の床材を使っている家を、「いい家
ナラの無垢材のフローリング... の続きを読む
東大の試験問題は、一言で言うと「精選された良問」と言えよう。大学の頂点に立つ東大は、その入学試験問題においても「日本の受験教育をリードする」という使命を負っている。その姿勢が出題にも表れているのだ。その詳細は後述するとして、基本的に英語と国語は思考力を要する問題が多く、社会は論文形式の出題など、一筋縄ではいかない。ただ、一部の私大入試問題に見られるような「重箱の隅をつつく」ような難問はまずない。教
東京大学受験のための鉄則... の続きを読む