「レクサス以外の販売店にも、全ディーラーにとってブレークスルーとなる『カイゼン』と顧客サービスを求めた。エンジン開発時間を半分に減らす計画は、実現に約3年を要した。エンジン組み立ての生産効率を2倍にする計画もあった」「トヨタは、スリーエムやゼネラル・エレクトリック(GE)のような、経営改革で有名な企業の事例を安易に導入したりしない。エンジン組み立ての効率を2倍に高めるプロジェクトでは、すべての無駄を考え、慎重に調査を行った。
[参考情報]
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どのような流れでラインを動かすか、同じラインで異なるサイズのエンジンをつくるにはどうすればいいか、考え抜いた」「その結果、トヨタはラインが自動化し過ぎているという結論を出した。既存の組み立てラインで、エンジンや部品の転送のために多くのスペースが使われ、それが生産ラインの柔軟性を損なっていた。トヨタは、手作業による組み立てに戻すことで生産性の向上を果たした」「自動化が有益ならば取り入れるが、手作業の方が効率的ならば躊躇なく戻す。それがトヨタだ。日本の人件費は非常に高い。だが、産業ロボットやコンピューターに切り替えるとしても、トヨタは、人と同じぐらい柔軟で、機敏で、生産工程を十分単純なものにできなければ意味がないと考えている」