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旧日産時代の墓碑銘だ

スカイラインのハンドリングは現在、このクラスの国産車のなかでは屈指のものだろう。世界的に見ても、これだけのハンドリングを持ったセダンを求めるとなると、BMWの3シリーズ、5シリーズといったところ。さすがに後輪駆動の利を得た、第一級のハンドリングだ。スカイラインはいろいろな意味で旧いが、どうしてもこれが欲しいというなら、2・5+ターボ版を買うという手がある。このエンジンはスペック上、GT‐Rのそれと変わりない、自主規制の範囲で最大の280馬力。

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2WDではネというのなら、4WD仕様もある。これなら500万円もするGT‐Rより200万円も安く買えて、お得だろう。ま、一番使いやすく、乗って楽しいのはごく普通の自然吸気版の2・5あたりだと思うが。またスカイラインには、このクラスのクルマとしては珍しくクーペボディがあるから、どうしてもというなら、このクーペを買う手もある。もはや名車スカイラインの名は、旧日産時代の墓碑銘だ。後輪駆動、ストレート6というこのクラスも、コンセプトを考え抜き、よく煮詰めて作れば、まだまだそれなりに魅力的なクルマが作れるとは思うが、もはや日本は高いクルマが売れない時代だ。よほどの神風でも吹かないかぎり、スカイライン/ローレルが新装なって登場する確率は、ごく低いと言わざるをえない。