排気能力の高い換気扇について。キッチンのコンロ上部に設置されるのが換気扇。マンションの場合、コンロに覆いかぶさるようなレンジフードつきの換気扇=レンジフードファンになるのが普通だ。このレンジフードファンも21世紀に進化した。まず、強力なモーターで排気能力が高められた。同時に、排気だけでなく、外部から空気を取り入れる吸気機能を備えた製品が採用された。同時吸排気型とか、強制吸排気型と呼ばれるレンジフードファンである。気密性が高まった「21世紀マンション」では、吸気しながら排気する換気扇でないと、換気能力に不満が出やすい。そこで、吸って吐く高効率型が注目されているわけだ。これに加え、「整流板つき」も広まっている。これは、レンジフード内に金属板を組み込んだもの。下からレンジフードのなかを覗くと、大きな金属板が吸入口をふさいでいるように見える。それが、整流板つきレンジフードの特徴だ。その様子を見ると、吸い込み量が少ないのではないかと思ってしまう。しかし、実際には吸い込み力は大きくなる。整流板を設置することで、レンジフード内に通じる風の通り道は狭くなる。狭くなる分、吸い込みのパワーが増大するわけだ。油煙を吸い上げる力も増すため、油汚れが飛び散りにくいことになる。