学校教師の資質能力の向上は、「昭和62年答申」で明らかにされているように、養成、採用、現職研修それぞれの段階で、図られなければならない。つまり、学校教師の資質能力は、養成段階からその職務を終えるまで、いわば生涯にわたって、その向上が図られるべきものである。そして、「第1次答申」によると、養成、採用、現職研修それぞれの段階で、学校教師の資質能力は、以下のように形成され、向上されるべきである。まず、養成段階は、必要な教科内容の履修や科目の単位修得等を通じて、教科指導、生徒指導等学校教師の職務に関する「最小限必要な資質能力」を身につけさせる過程とされる。したがって、大学の教職課程では、学生たちに、採用当初から学級や教科を担任しつつ、教科指導、生徒指導等の職務を著しい支障が生じることなく実践できる資質能力を身につけなければならない。また、採用段階は、教員としてより優れた資質能力を有する者を任命権者が選考する過程とされる。
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